動詞+英文法

英文法の基本的な知識をまとめたものです。英語の基礎的な知識を確認したいときに参考にしてください。

【英文の並び】英語の語順は主に、主語(subject(S))・動詞(verb(V))・目的語(object(O))・補語(complement(C))となります。
SVOCで覚えておきましょう。
主語は「?が、?は」、動詞は「?する。?した」、目的語は「?を」

【副詞】SV副詞の語順。このときの副詞は動詞を修飾する品詞。「必ず」「ゆっくり」「速く」「よく」など。
I go to bed at 22 pm.私は22時に寝る。
I closed a door slowly.私はゆっくりドアを閉めた。
副詞は、動詞のほか形容詞や副詞自信を修飾することもあります。

【人称代名詞】人の名前かわりに使用する代名詞のことを人称代名詞と言います。I「わたしは」、You「
あなたは」、He「彼は」、Her「彼女は」など。
I like swimming. 私は水泳が好きです。
He likes mathematics. 彼は数学が好きです。
I have a Japanese passport. 私は日本のパスポートを持っています。
He has a Japanese passport. 彼は日本のパスポートを持っています。→hasにかわっている点に注意。

また動詞の目的として使用する時は、英語の形式が代えて使用します。「me」「you」「him」「her」など。
He likes her. 彼は彼女が好きです。

【目的語】動作の目的となる語を目的語(O)と言います。英文の並びは主にSVOとなります。動詞を修飾する副詞を含めるときの英文の並びは、主にSVO副詞となります。
She goes to Hawaii. 彼女はハワイへ行く。
I buy a book. 私は本を買う。
He runs a park every day. 彼は毎日公園を走る。
目的語は、人・物の順番で2つ登場することもあります。
He bought her a present. 彼は彼女にプレゼントを買った。

【過去形】動詞を過去形で表現する時は、語尾に「ed」をつける。「e」で終わる単語の場合には、「d」をつける。
looked 見た
walked 歩いた
moved 動いた
lived 住んでいた
子音字とyの組み合わせの動詞は、yをiに置き換えてedをつける。
studied 勉強した
末尾の子音字を追加してedをつけるものもあります。
stopped 止まった
これ以外に、動詞の過去形には上記のような規則性のないものもあります。
ran 走った
bought 買った
went 行った

【be動詞】be動詞は、状態・存在を表す動詞で、「is」「am」「are」「was」「were」など「?です」「?ます」「?である」「?いる」などを表現する動詞です。
He is kind. 彼は親切です。
She is beautiful. 彼女は美しい。
be動詞を主語の前につけると、疑問文となります。
Is she pretty? 彼女は可愛いですか?

【補語】補語(C)は、述語を補うための言葉で、英文法ではSVCの並びで、「is」「are」「am」「was」「were」などbe動詞を補うケースが多い。
This is a pen. これはペンです。
This dish is delicious. この料理は美味しい。
上記の例文では、「ペン」と「料理」が補語にあたり、be動詞「is」を補う役割を果たしています。
またSVOCのように補語が目的語を補う場合もあります。
He went to the zoo in Tokyo. 彼は東京の動物園へ行った。

【頻度を表す副詞】頻度を表す副詞
always「いつも」>usually「たいてい」>often「しばしば」>sometimes「時々」>never「決してーない」
回数の頻度順に並べると上記のとおりになります。
頻度を表す副詞は動詞の前につけます。
I sometimes read a book. 私は時々本を読む。
He always goes to a sports club. 彼はいつもスポーツクラブへ行く。

【主語(1人称・2人称・3人称)】主語は、述語に対する主格にあたる部分。
1人称は自分を表す人称代名詞。単数「I、my、me」、複数「we、our、us」
2人称は自分の相手を表す人称代名詞。単数「You、your、you」、複数「You、your、you」
3人称は自分と相手以外を表す人称代名詞
単数「He、his、him」、複数「they、thier、them」
単数「She、her、her」、複数「they、thier、them」
3人称単数が主語の場合には動詞に「s」をつけます。複数「they」には動詞に「s」をつけないので注意。

【疑問文1】英語での疑問文の作り方
be動詞(is、are、am、was、wewe)の場合は、主語の前にbe動詞を置く。
We are on a large ship. 私たちは大きな船の上にいます。
Is he her friend? 彼は彼女の友達ですか?
Yes、he is. はい、そうです。
Are you a student?あなたは学生ですか?
Yes、I am.はい。学生です。/No I am not.いいえ。学生ではないです。

【助動詞】助動詞は、その名の通り動詞の働きをたすける品詞です。
助動詞には次のようなものがあります。
can・・「?できる」可能を表す。否定文で表すと「?のはずがない」にもなります。
could・・canの過去形。「?できた」
must・・「?しなければならない」「?にちがいない」That must be a cat.(あれは猫にちがいない。)
may・・「?かもしれない」「?してもよい」You may eat ice cream.(アイスを食べてもよいです)
will・・「?だろう」未来を表す助動詞。He will return soon.(彼はもうじき戻ってくるだろう)
would・・willの過去形など。Would you tell me the way?(道を教えてくれませんか?)
do・・疑問文や否定文を作るときに使用する。動詞の前に置けばその動詞を強調する。
shall・・「?しましょうか」
should・・「?すべきだ」You should study more.(君はもっと勉強をすべきだ。)

【疑問文2】助動詞(can、may、must、willなど)がある文を疑問文に代えるときは、助動詞を主語の前に置きます。
Can you swim? あなたは泳げますか?
May I play a game? ゲームをしてもよいですか?

【疑問文3】一般動詞のある文を疑問文に代えるときは、先頭に「Do、Dis、Does」を置きます。
現在形の疑問文では、DoとDoesを使用し、過去形の疑問文には、Didを使います。
DoとDoesの違い
1人称・2人称の単数と複数、3人称複数ではDoを使い、
3人称単数では、Didを使います。
Do you know him? あなたは彼をご存知ですか?
Does she know him? 彼女は彼のことを知ってますか?
Did you study the psychology? あなたは心理学の勉強をしていましたか?

【否定文1】否定文の作り方。
be動詞(is、areなど)や助動詞(can、may、mustなど)のある文を否定文に代えるときは、動詞の後にnotやn’tをつけます。
特殊なケース。
willの否定形はwon’t
can not、can’tのほかにcannotのようにひとつの単語で表現できるものもあります。
He is not good at cooking. 彼は料理が得意ではない。
She cannot swim in the sea. 彼女は海で泳ぐことができない。
Aren’t you a student?あなたは学生ではないのですか?
No I am not.はい。学生ではないです。

【否定文2】否定文の作り方。
一般動詞がある文を否定文に代えるときは、疑問文と同様にdo、does、didを使い、後ろにnot、n’tをつけます。
do、does、didの使い分けは次の通りです。
現在形の疑問文では、doとdoesを使用し、過去形の疑問文には、didを使います。
doとdoesの違い
1人称・2人称の単数と複数、3人称複数ではdoを使い、
3人称単数では、didを使います。
I don’t know him. 私は彼の事を知らない。
He doesn’t know her. 彼は彼女のことを知らない。

【助動詞句】助動詞句は2語以上を組み合わせることで助動詞の働きをするもののこと。
「use to」「have to」「be able to」「be to」「ought to」などがあります。
「use to」以前と比べて?だった。
He used to eat Chinese noodles every day. 彼は以前は毎日ラーメンを食べていた。
「have to」?しなければならない。
I have to work every day. 私は毎日仕事をしなければならない。
「be able to/?することができる」「be to/?しなければならない」「ought to/?するべきだ」

【助動詞句「be able to」】「be able to」は「?しなければならない」を表す助動詞句で、「can」と同じです。他の助動詞と組み合わせて使うときには「be able to」を使用します。
He will be able to pass an examination. 彼は試験に合格できるでしょう。
He may be able to pass an examination. 彼は試験に合格できるかもしれない。

【助動詞句「have to」】「have to」は、「?しなければならない」を表す助動詞句です。
mustと同じ。過去形で表現する時は、「had to」を使用します。
I had to be in a house for a typhoon. 台風のため、家にいなければならなかった。
I had to study in the classroom. 教室で勉強をしなければならなかった。

【不定詞】不定詞は、動詞を名詞や形容詞・副詞として使う場合に使用します。「to+動詞」で表現します。
不定詞には、名詞用法・形容詞用法・副詞用法があります。
(例文)
I began to read a novel. 私は小説を読むことを始めた。
I like to swim. 私は泳ぐことが好きだ。
例文では、「小説を読むこと」「泳ぐこと」を名詞のように使用しています。

【不定詞の名詞用法】不定詞の名詞用法は、動詞を名詞のように使用することで、英文法では「to+動詞の原形」で表現します。
I want to go to the sea. 私は海へ行きたい。
He likes to read comics. 彼は漫画を読むのが好きです。
He tries to train muscle. 彼は筋肉を鍛えることに努める。
He promises to marry her 彼は彼女と結婚することを約束する。
上記の例文では、動詞「go、read、train、marry」を名詞として使用しています。

【不定詞の副詞用法】不定詞の副詞用法は、主に動詞の動機となる部分「目的(?のために)」を表現するときに使用する用法です。
I bought clothes to meet her. 私は彼女と会うために洋服を買った。
動詞の目的語は「clothes」である点に注意。

【命令文】命令文を作成するときは、動詞の原型を先頭に持ってきて、主語となる「you」は省略します。
Sleep early. 早く寝なさい。
「is、are、am」などbe動詞を使う場合は、その原型である「Be」を先頭に持ってきます。
Be quiet. 静かにしなさい。
命令文を否定文で表す時には、動詞の原型の前に「Don’t」をつけます。
Don’t enter there.そこへ入るな。

文頭に「Please」をつけると、丁寧な言い回しとなります。
Please be careful. お気をつけください。
文頭に「Let’s」をつけると勧誘の意思を示す文章になります。
Let’s go to a teahouse. 喫茶店へ行きましょう。

【動詞の原形】動詞の原形とは、動詞に「s」や「es」・「ed」などをつけない元の動詞のことを言います。

【付加疑問文】「?かな」「?ですね」など、相手に疑問を投げかけて同意を求める文を作る時には、付加疑問文を使用します。
付加疑問文、主文が肯定文の時は否定の付加疑問文を加え、主文が否定文の時は肯定の付加疑問文を加えます。
You are good at English、aren’t you? あなたは英語が得意なのですね?
She can’t swim in the sea、can she? 彼女は海で泳ぐことができないんですね?
上記の例文では、末尾に加えた「aren’t you」や「can she」が付加疑問文になります。
主文で一般動詞を使用しているときは、「do」「does」「did」を使います。

【動詞の現在時制】今現在の状態「?です」「?である」を表す時は、動詞の現在形を使用します。
be動詞・・・「am、are、is」
have動詞・・・「has(3人称単数)、have」
一般動詞・・・「動詞の原形、動詞にsやesをつける(3人称単数)」

He has a short hair. 彼は髪が短い。(短い髪を持っている)
The signal is red. 信号は赤です。
It is hot in summer.夏は暑い。(事実を表す)
We all have the same passport. 私たちは皆同じパスポートを持っている。

【現在進行形】動詞の現在進行形「?している」の英文を作るときは、(am、are、is)+現在分詞(ing)で表します。
I am hearing the song. 私は歌を聞いている。
I’m cleaning. 私は掃除をしている。
A「What are you doing now?」 あなたは今何をしていますか?
B「I am studying English.」 私は英語の勉強をしています。

【現在進行形2】英文を現在進行形で表す場合、多くは動詞の原形に「ing」をつける形になりますが、一部の動詞は語形が変わるものがあるので注意しましょう。

1・通常は動詞の原形に「ing」をつける・・look「見る」→looking「見ている」
2・最後の子音字を重ねてから「ing」をつけるケース。・・swim「泳ぐ」→swimming「泳いでいる」
3・発音しないeで終わる動詞の場合、eをはずして「ing」をつける。・・write「書く」→writing「書いている」
4・ieで終わる動詞の場合、ieをyに置き換えて「ing」をつける。・・tie「結ぶ」→tying「結んでいる」
5・cで終わる動詞はcをkに置き換えてから「ing」をつける。

【過去時制】過去のことを英語で表す時は、動詞の過去形を使用します。
be動詞・・・主語が単数の時は「was」、主語が複数の時は「were」
have動詞・・・had
一般動詞・・・動詞の過去形を使用する。
She studied English. 彼女は英語の勉強をした。

【不規則動詞】不規則動詞には、活用別に5つの型があります。
AAA・・・例:置く(原形put、過去形put、過去分詞put)
AAB・・・例:打つ(原形beat、過去形beat、過去分詞beaten)
ABA・・・例:走る(原形run、過去形ran、過去分詞run)
ABB・・・例:得る(原形get、過去形got、過去分詞got)
ABC・・・例:行く(原形go、過去形went、過去分詞gone)

【未来時制】未来のことを表す英文を作成するときは、未来時制「will(shall)+動詞の原形」で表現します。
It will be fine tomorrow. 明日は晴れるでしょう。
Will it be rainy tomorrow? 明日は雨だろうか?

【be going to 動詞の原形】未来を表す英語表現「be going to 動詞の原形」で「?しようとしている、?するつもりです」になります。
He is going to study English. 彼は英語の勉強をしようとしている。
I am going to go to a library. 私は図書館へ行くつもりです。

「be going to」は上記の他に、推量を表す「だろう」という意味で使用することもあります。
It is going to rain tomorrow.明日が雨が降るでしょう。/明日は雨が降りそうだ。

【be to 動詞の原形】「?をする予定です」という未来を表す文を英語で表現する時は、「be to 動詞の原形」を使います。

【be about to 動詞の原形】「?をしようとしている」という未来を表す文を英語で表現する時は、「be about to 動詞の原形」を使います。
He is about to sleep. 彼は眠ろうとしています。

【現在完了進行形】「(過去から現在まで)ずっと?している」文章を英語で表す時は、現在完了進行形「have(has) been ?ing」を使います。
現在完了「have(has) 過去分詞」との違いは、動作を表す動詞の時には現在完了進行形を使い、現在完了は状態を表す動詞の時に使います。
動作を表す動詞とは「歩く、走る、教える、勉強する」などをいい、状態を表す動詞とは「知っている、持っている」などをいいます。
I have been studying the English examination. 私は、ずっと英語の試験の勉強をしている

【未来完了進行形】未来のある時点までずっと「?している」ことを英語で表現する時には、未来完了進行形「will have been ?ing」を使います。未来完了進行形は動詞となる言葉が動作を表す時に使います。

【英単語の品詞】英語の単語の品詞は、次の10種類に分類されます。
(1)名詞・(2)動詞・(3)形容詞・(4)副詞・(5)代名詞・(6)冠詞・(7)前置詞・(8)接続詞・(9)助動詞・(10)間投詞

【句と節】2語以上の英単語で構成され、それが一つの品詞(名詞・形容詞・副詞など)と同じ働きをするもの。
このうち主語と述語動詞が入らないものを「句」といい、主語と述語動詞が入るものを「節」と言います。

【自動詞と他動詞】I moved.「私は動いた」のように主語と動作が関連している動詞を自動詞といいます。
これに対して、I moved a bicycle.「私は自転車を動かした」のように、目的語と動作が関連している動詞のことを他動詞といいます。

【Thereの使い方】文頭に場所をもってきて、そこに何かがいることを伝えたいときは、「There+be動詞」を使います。
There is a fish in a river. 川に魚がいます。
There is a cat in a park. 公園に猫がいます。

【群動詞】動詞に前置詞や副詞をつなげて、新たな意味をなす動詞となるものを群動詞と言います。
look for・?を探す
ask for・?を求める
call on・?を訪ねる
look at・?を見る
break down・故障する
run away・逃げる

【前置詞「for」「to」】動詞の種類のよって、そのあとに続く前置詞は大きく分けて「to」か「for」に分かれることが多い。
動詞の動作の対象が、場所的に相手に向いているとき「?に」の場合は「to」を使います。
I lent the book to him. 私は彼に本を貸した。
動詞の動作が、場所に関係なく、相手の「ために」行う場合は「for」を使います。
I bought a bag for her. 私は彼女のためにバッグを買った。

【動詞の現在形と現在進行形】動詞の現在形は、今を含めた過去から未来まで含めた動作を表現です。
今現在何の動作をしているのかを表現する場合は現在進行形を使います。
現在形
She plays the piano. 彼女はピアノを弾く。
現在進行形
I am taking a walk in the park.私は公園で散歩をしている。
現在進行形は、動作を表す動詞に対してつかわれる表現で、状態を表す動詞は現在進行形にすることはできません。

【状態を表す動詞】状態を表す動詞は、現在進行形として使うことが出いないため、動作を表す動詞と区別して説明されることがあります。
状態を表す動詞には次のようなものがあります。
know(知っている)・like(好む)・remember(覚えている)・think(思う)・see(見える)・feel(感じがする)・have(持っている)

I know him.私は彼のことを知っている。
I remember him.私は彼のことを覚えている。

【頻度を表す副詞】always(いつも)やsometimes(ときどき)など、回数を表す副詞のことを頻度を表す副詞といいます。
頻度を表す副詞は、過去・現在・未来までの動作を表す動詞の現在形と一緒に使われます。
He always goes to a library. 彼はいつも図書館へ行く。
She sometimes goes to a pool.彼女はときどきプールへ行く。

【過去の状態を表す過去形】be動詞の過去形を使って、過去の状態がどうであったかを英語で表現することができます。
This river was clean before. この川は、昔は綺麗だった。
This television was expensive a long time ago.このテレビは昔は高かった。

【will be 動詞ing形】未来の決まった予定についてを英語で表す時には、「will be 動詞ing形」を使うことも出きます。
I will be playing soccer next week.私は来週、サッカーをすることになっています。

【未来表現「will」「be going to」】英語で未来表現をあらわすときの「will」と「be going to 動詞の原形」はどちらも「?するつもりです」という意味がありますが、「will」は、話をするそのときに思いついた予定の話をする場合に使用し、「be going to 動詞の原形」は、話をする前からずっと考えていた予定の話をする場合に使います。

【be動詞】We are all high school students. 我々はみな高校生です。

【一般動詞】I come from Kanagawa.私は神奈川出身です。

【動詞】I do the laundry every day.私は毎日洗濯をします。

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